百菜劇場について
最近土に触れたのはいつですか?
健康なカラダとココロには、安全でおいしい食べものがどうしても必要。
その食べものを育む土と私たちとの距離がいつのまにか遠くなってしまいました。
もくもくと土を耕すこと、一粒一粒種をまくこと、たんたんと草をとること。
芽が出て安堵し、虫に食べられがっかりし、
そうやって収穫できた野菜の味は、おいしいだけでは表現できない、もっと喜びにあふれた味です。
だれが育てたのかもわからない、どこで育ったのかもわからない、
そんな食べものが当たり前の現代に生きる私たちは、
もう一度、食べることに向き合わなくてはいけないと思います。
それはとても楽しいことだから!
NPO法人 百菜劇場の “ミッション”
●安心・安全な食のネットワークづくり
●自産自消(自分の食べるものを自分でつくる)を楽しむ人を増やすこと
●健康な身体、楽しい食卓、健全な地域生態環境を支える、食と農の文化を構築
活動趣旨
2004年、百菜劇場は安心・安全な食のネットワークづくりを目指して活動をはじめました。
2011年、私たちは実際に自分たちで一から野菜とお米育て、消費者へ届けることに挑戦しました。どうすれば農薬や化学肥料に頼らない農業を広められるのか、どうすれば畑から食卓までの距離を近づけられるのか、それが知りたくて「食べる」立場から「つくる」現場に飛び込んでいきました。
そしてわかったことは、安心・安全な食べもののためには、たくさんの生きものの営みによって土づくりをしなくてはいけないこと。そしてそれにはとても時間がかかるということ。それは現代社会の時間の流れとはまったく別の次元。手間がかかる分、少量しかつくれないし、品質も不安定であることが多いため、つくる人も流通させる人も挑戦する前からあきらめてしまうのです。
そのことを食べるひとが本当に理解しなくては持続可能な農業は実現できないことに気づきました。
私たちは、食べるひとがもっと「つくる」ことを理解する場を生み出すこと、時間をかけてつくられた食べものをその背景から食べるひとに伝えていく活動を通じて、健康な身体、楽しい食卓、健全な地域生態環境を支える、食と農の文化を構築していきたいと考えています。
百菜劇場の歩み
2004年7月 | 「食べたいものを自分たちで手に入れよう。がんばっている生産者を応援しよう。」を目標に滋賀県近江八幡市・小舟木エコ村の畑50aを拠点に任意団体として活動スタート。地元の生産者を招いて畑での交流イベントを開催。畑を「百菜劇場(ひゃくさいげきじょう)」と命名。 |
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2005年4月 | 農の連続講座スタート |
2006年4月 | 市民農園スタート(~2009年9月) |
2006年7月 | apbank fes’06出店(’07にも出店) |
2006年8月 | NPO法人認証取得 |
2008年6月 | 手作り食品友の会の活動スタート(~2009年3月) |
2009年3月 | 地元の作り手が集まる「百菜市場サンデーマーケット」スタート (~2010年10月。現在定期開催に向け準備中) |
2011年4月 | スタッフの根津と広部が本格的に農業をはじめ、滋賀県近江八幡市北之庄町の田畑約110aを新たな拠点として、活動開始。 |
2012年1月 | 百菜劇場オンラインショップオープン |
役員紹介
理事 | 廣部 里美 | NPO法人百菜劇場理事 |
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理事 | ||
理事 | ||
監事 |